ユーグレナはもはや夕暮れなのか

つい最近まで日本の代替燃料の未来を担う企業としてかなりの存在感を見せていたベンチャー系のユーグレナはある種の水草からバイオ燃料を抽出する画期的な技術を開発したとして一躍時代の寵児的雰囲気を漂わせていたのですが、あと何年後かにはほとんどのガソリン車は電気自動車へと切り替わる予測が出ていますから、そうなるとこの会社のビジネスプランは大幅に狂ってしまうので、そのの方向性が気になっていました。
原油価格が在庫増で値下がりしている中で今更バイオ燃料なんか作ってもらわなくてもいいと思われても仕方ないでしょうし、このまま原油の値下がりが続けばバイオ燃料の生産コストでは対抗できなくなってしまう懸念もあります。
ただ航空機にはまだ電気化の波が訪れておらず当分はバイオ燃料系での運行が見込めそうですからそちらへシフトすれば延命できそうな気もします。
バイオ燃料をどのようなからくりで航空機燃料化するのかなど到底私には理解出来ませんが一応供給できる技術はあるようなのでしばらくは株主たちも安心でしょう。
夢のような話から一転、生き残るすべを模索中のように見えてしまうユーグレナの社長を久しぶりにテレビで拝見したのですがかつての余裕は消えどことなく引きつった表情に見えてしまいました。
会社の価値はピーク時から相当下がっているような気がしましたが、今後も水草を利用しての栄養事業や化粧品事業などで大化けする可能性は残されていると思います。