海外で暮らして起こった、自分自身の変化。

海外に暮らし始めて、間もなく3年が経とうとしています。
我が家の場合、夫の仕事の関係での海外赴任ではなく、日本で勤めていた会社を退職しての「海外移住」です。
まったく仕事のアテもなく、もちろん身寄りもない我が家でしたが、気づけば沢山の人たちに支えられながら3年間を無事に過ごしてこれたように思います。

どちらかと言うと私は、ネガティブ思考というか、心配性というか・・・とにかく一見すると海外ではやっていけないんじゃないか?という性格の持ち主なのですが、それでも海外で楽しく暮らせていることに我ながら驚いています。
特に「海外で自分のネガティブな性格を変えたい!」という気持ちで海外へ移住したわけではないのに、知らず知らずのうちに性格が変わってきているような気がします。

中でも特に自分の中での大きな変化は、「自分はこのままでいいんだ。ありのままの自分でいてもいいんだ。」と思えるようになったことだと思います。
日本に住んでいた頃は、自分に自信が持てず、常に周りの目を気にしていましたし、思い返せば「どう振る舞うことが正解なのか?」というような、行動規範のようなものに基づいて生活していたように思います。
そのため、なかなかありのままの自分を肯定してあげられず、余計にネガティブになっていってしまうという悪循環でした。

それが海外に暮らすようになり約3年が経ち、その国の人々の生活に触れるうち、考え方がどんどん変化していきました。

具体的には、まず一番大事なのは「自分はどう考えているのか?自分はどうしたいのか?」という意思で、もちろん行動規範やモラルなども大切ではありますが、それ以上に自分の意見や考えを大切に持っているということ。さらには、自分の意思を持ちつつも、他人の行動や意見に対しても寛容で、まずはその人がどんな人であれ批判せずに受け入れる姿勢があるという点に、大きく影響を受けましたし、カルチャーショックのようなものも受けました。
「(失礼ながら)え!この人、日本じゃ絶対にありえない!!」と思ってしまうような人でも、自分は自分!というスタンスで生きていますし、また周りもそれを受け入れているように感じます。

正解を探しながら行動するのではなく、「まず自分はどうしたいのか?」に基づいて責任を持って行動することで、それが自分自身の自信にもつながりますし、更には他人に対しても寛容な心で接することができるようになるのだと思います。
自分が身を置く環境というのは、とても大事なんだなぁと感じる、今日この頃です。